クレジットカードを作成

はじめて借金をしたのは20代前半の頃。

当時、音楽活動に勤しんでいた私はどうしても欲しかった楽器を買う為に分割ローンを組む事にしました。 楽器店の店員さんからローンを組むにはオリコというクレジットカードを作成しなくてはならないと言う説明があり、申し込み用紙に必要事項を記入しました。

融資審査に数日必要との事でしたので、その日は帰宅して審査結果を待つ事になりました。 数日後、楽器店から融資審査が通ったという連絡を受け、ショッピングローンを組みました。

後日、クレジットカード会社からカードが郵送されてきて、この時はじめてのクレジットカードを手にしました。 カードと一緒に郵送されてきた契約書には限度額30万円と記載されており、このカードで30万円まではお金を借りる事が出来るという内容でした。

当時はまだ若干20代前半だった事もあり、クレジットカードの利便性と危険性を十分に理解していなかったです。 私はカードを手にしてからというもの、外食はカード支払い、ギャンブルでお金が足りなくなったらリボ払いでお金を借りるという事を繰り返すようになりました。

そして気づいた時には限度額に近い金額まで借金が膨れ上がっており、クレジットカード会社から郵送されてくる返済予定内容の書類を見て顔が青ざめた事を今でも覚えています。 まだ学生だった私の収入源は週に3度のアルバイトのみでした。 上京して一人暮らしをしていたので生活資金も必要です。

借金返済のためにアルバイト日数を増やした

毎月の最低返済額を支払いつつ生活費も必要になるので、今のままの収入では生活出来なくなった私は仕方なくアルバイトの出勤日数を増やす事になりました。

正社員で働く社会人のようにボーナスなどないので毎月コツコツと返済し、その間の生活は本当に苦しかったです。

クレジットカードは簡単にお金を引き出せてしまうのでついつい1、2万円くらいならすぐに返済出来るし大丈夫だと思って借りてしまっていました。 ですが、借金の返済期間が長引けば長引くほど返済利息を長期に渡って支払わなければならなくなるので完済まで本当に苦労します。

若い頃のこの体験から、今は借金するにしても余裕を持って返済出来るのかを考えてから上手くクレジットカードを利用していくようにしています。